01  地理人研究所
なんとなく、書き始める。
 特に意気込んでいた訳でもなく、落書き感覚で何となく作り始めていた地図。何も見ずに突然描き始めるので、気づいたらそこは、実在しない空想の世界なのです。小学校低学年の時から始まったこの楽しい落書きは、やがて1つの紙では足りないほどに広がっていくのでした。
 白い紙に線路が走り、道路が通り、街路ができ、店ができ、川が流れる…。やがてそこは街になり、街は広がり、街と街がつながっていきます。

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中村市(1998年第4訂) 金海市(2000年) 中村市(2001年第6訂手書き版)
▲図1-1:1998年(小6時)に制作、中村市(第3訂)の地図。B5の紙が連なっています。 ▲図1-2:2000年(中3時)に制作、金海市の地図。図1-3の中村市(第6訂)もこの大きさの紙です。 ▲図1-3:2001年(高1時)に制作、中村市(第6訂)の地図の有来地区の部分。これからPDFで紹介する地図は、この図が元になっています。

果てしなく、完成しない。
 さて、どれを見ても地図には空いたところが目立ちます。ここは空き地という訳ではなく…飽きっぽさから地図が完成しないのです。完成を目指そうとすればするほど、その周りの世界の広さに気づき、手元が追いつかぬままその周りの世界が気になることで、完成しないことが分かってくるのです。
 特に中村市は、「頭の中にイメージはあるんだけど地図を作ってみたら違った」とか、「作っているうちにこんな街じゃないことに気づいた」ということがあり、何度か作り直しとなりました。そのため、6訂版まであります。

開いて、繋げて、印刷して、お楽しみ下さい。
 こうした葛藤の中、どうにか繋がりが見える形にした上で、中村市(6訂版)の地図を紹介します。図1-3の中村市(第6訂)を2004年(大1時)にPCに読み込み、見やすい地図を目指してレイアウトしました。どうぞ印刷したり繋げて見たりしてお楽しみ下さい。
 見た方が、これを舞台にして自分の世界に繋げて、何かを展開していただくのもおもしろいと思います。私の中での設定はある程度ありますが、地図を見る人それぞれの解釈と楽しみ方があると思うので、これを一つのフィールド程度に捉えて、見る人に何かしらのスイッチが入ればおもしろいのではないか、と思っております。(なお、より深い設定やエピソードを知りたい方は、遠慮なくご連絡くださいませ。文字化できずにいる部分も多々あります。)

01 上野島(未完成) 02 荒蓋(未完成) 03 百作(未完成) 04 大師(未完成)
05 新中村 06 親崎 07 高天陵(未完成) 08 張島(未完成)
09 有来 10 中村駅 11 中ノ宮 12 詰久(未完成)
13 関平 14 出ノ町 15 東中村(未完成) 16 後谷(未完成)


ざっと言うとどこが街で、地図の外はどうなっているの?。
 さて。街の中の様子は分かっても、この街の周りがどうしても気になりますよね。首都西京から南へ30km行ったところにあるのがこの中村市。衛星都市とはいえ人口130万人を越える核都市です。交通の要衝でもあり内陸であることを考えると、さいたま市に近いでしょうか。ただ、平野が少なく市街地を河川が走り、どちらかというと西京への対抗意識が強い点は異なるかも知れません。
 中村市の都心は第一に平川・正平地区、第二の都心として急速に発展してきたのが中村駅地区です。もともと平川・正平地区より歴史が長く、城下町としての歴史が古い旭田地区は、今やその集客力の座を中村駅地区にまで明け渡すこととなりました。旭田は出ノ町よりさらに5kmほど南に位置しているのでこの地図では見ることができません。そしてその次に、街道筋に地味でディープな味わいを出しているのが出ノ町です。
 ここまで来ると、どこからどのように人が集まっていて、周囲とは具体的にどう繋がっているかが気になってくる人もいるかも知れません。

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画像準備中 犬田本線・南水本戦・茄鴨本線時刻表 中村市総合バス路線図(中村駅東口付近)
▲図1-4:全体の位置関係が分かる広域図(準備中) ▲図1-5:内鉄(国鉄)の中村駅を通る幹線の時刻表。この他2つの私鉄が西京と中村を結び、その先に繋がっています。。 ▲図1-6:中村駅東口周辺のバス路線図。系統番号等まだ不備がありますが、このような路線網になっているようです。


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